【ITあるある】客先に常駐して働いて気が付いたメリット・デメリット

2018年4月20日Work, 働き方, 就職

こんにちは。
気が付いたら、自社での開発業務期間より客先で働いている期間の方が長くなっていたsasaki(@sasaki_holiday)です。

最近、リクルートスーツを着た就活生や新卒社員を見て懐かしく感じてしまっている今日この頃。。。

あっという間に20代も半ばです(笑)

そんな私は以前こちらの記事でもご紹介しましたように、自社でアプリ開発を行っているIT会社に新卒で就職をしました。

しかし、自社アプリの開発を担当していたのはわずか1年程度。

気が付けば某大手通信会社で2年ほど常駐して働いています。

まぁ、IT系の会社ではあるあるだと思いますが、客先に常駐して業務を行うことは割と一般的だと思います。

私も自社開発があるとはいえ、基本的には客先で働いています。

そんなこんなで客先で社会人生活の半分以上を過ごしてみて気が付いた、

IT客先常駐あるあるをご紹介いたします。

まぁ、現在ITの開発系の会社への就職を考えている方や、実際に働いている方なんかはこんなもんなのかぁと思っていただけたらと思います。

ある意味、責任は無くて楽

客先は案外気楽なもんですよ(笑)

私は当初、絶対に「自社から出たくないなぁ」とか思っていました。

実際にはこちらの記事でもチラッと紹介したように連日の残業で具合が悪くなっているにもかかわらず。。。

正直、自社で働くことが楽しかったわけではなかったのですが、漠然と客先で働くことへの不安や恐怖があったのだと思います。

しかし、実際に2年目の中盤に客先で働くことが決まって働き始めるとその考えは一変しました。

メッチャ快適じゃん!!

これが正直な感想でした。

だって、自社でアプリ開発をしていた時はちょっとしたリスケや開発の遅れ、開発したアプリの不具合対応等とにかく責任の範囲が不明瞭なうえに広範囲でした。

それが、客先で働いていると基本的には最終的な責任や調整は客先の上司が負っていて、私自身は与えられた仕事をこなしながら、無理がある場合はその理由を明確に示せば、スケジュールなどは客先の社員の方が調整してくれます。

ホントに無責任です(笑)

とにかく、最低限の仕事をこなしながら空いた時間は自分の好きに使っていても何も文句は言われません。

ホントに自社にいた1年目はなぜ、新卒1年目であんなに多くの責任を負いながら、スケジュールの調整などしていたのだろうと感じました。

ていうか、自社はかなりの小規模な会社で1年目から即戦力みたいな雰囲気であったのでそういう会社の規模の違いみたいなものも感じました。

とにかく言えることは、「責任が少ないってホント楽!!」ってことです。

自社への帰属意識がなくなる

自分が勤めている会社とは??

これは、客先で業務をしていると多くの人が感じる疑問ではないでしょうか。

私は月1で自社に帰社する日があって、それ以外はほとんど自社に戻ることはありません。

すると、ふと気が付くんです。

「今の会社に在籍している意味ってあるのかなぁ?」

特に、就職というものに思い入れもなかった私ですが、自社でアプリ開発などしていた時はそれなりに自分がいる会社に所属している意識がありました。

しかし、今ではそういった考えはほとんどありません。

強いて言うなら、派遣バイトの登録先くらいの気持ちです(笑)

これが良いのか悪いのかは正直分かりませんが、私の周囲の友人や知人の話を聞くと、会社の人間関係がかなりのストレスになっている人も少なくないので、そういったしがらみがなく良い意味で自分の会社と距離を置けているのはいいことなのかとも思っています。

ただ、やっぱり自社への愛着みたいなものはほとんどないので、何か不満があったら速攻で辞めてしまいそうな気もしています(笑)

気が付いたら常駐先のルールが当たり前に

郷に入っては郷に従えです

例えば、私の会社では毎日「朝会」「夕会」が行われています。

なので、基本的に定時には席についているのが大前提です。
ていうか、1分でも遅れたら遅刻ですし、数分早く退社するとかもあり得ません。

しかし、現在常駐している職場ではフレックスタイムなので、数分の遅刻とか誰も気にしません。

その癖が染みついてしまって基本的には定時に職場の最寄り駅に到着すればいいかぁくらいの感じでここ1,2年出勤しています。

またお昼休みも明確に決まっていないので、好きなタイミングで外出して大体、1時間くらいで戻ってきます。

これも自社ではありえない時間感覚でした。

その一方で、自社は開発数十名の小規模な会社なので開発のスタンスも、

「とりあえずリリースして適宜、アップデートで修正していこう」

みたいなスタンスですが、大手の開発ではそんなことはありません。

ちょっとした修正でも数多ものレビューをして万全を期してリリースするのが普通で、そういった面倒さもあったりします。

まぁ、本来それがあるべき姿なのかもしれませんが(笑)

ただ、最初はその辺の開発のスピード感なんかは結構違和感があるのと同時に慣れない部分だったりもしました。

実際にいくら会社に抜かれているのか気になっちゃう

やっぱり気になるお金の話です(笑)

自社にいたときはほとんど気にならなかった自身の業務に対する収入ですが、客先で働くと明確に自分の対価が存在するわけで、それがいくら会社の取り分になっているのかは気になっちゃいます。

実際に、私はチラッと聞いた話では新卒2年目だったということもあり、おそらく月当たり、80万円~100万円くらいの単価らしいです(笑)

それなのに、実際の私の給料はその何分の一なのか。。。

こういこと考えると、やっぱりフリーランスで働くことの魅力とかがチラついてきます!!

私はコチラの記事でも紹介したように、ある程度就職したタイミングから独立してフリーランスで働くことを視野に入れているので、今は下積み期間と割り切っているのでいいですが、これから数十年も会社にマージンを抜かれていると考えるとゾッとします(笑)

褒められ癖がついてしまう

やっぱり褒められてばかりだと怠けます。。。

これって意外に盲点というか環境に慣れてしまうと気が付かないのですが、やはり客先の社員さんは基本的に自分たちでできない技術的な部分を私などの人間にお願いするので、ちょっとしたことでも褒めてくれます。

実際、私が担当しているシステムのサーバでは毎回、ちょっとしたリリースのたびに退行試験(デグレ試験)を実施していました。

当然、アップデートが重なるとそれだけ既存機能も増えていき、毎回それなりのボリュームがありました。

しかし、やっていることはひたすら全APIに対してリクエストを投げて正常に稼働しているかを確認するだけの単純作業。

私が非常に簡単なスクリプトでそのデグレ試験を自動化しただけでその部署の部長さんからも感謝されるほど褒めてもらいました。

ただ、実際にやったことは数時間で書ける程度のスクリプトをさくせいしただけです。

自社なら当たり前にみんながやっていることでしたが実装とは無縁のお客さんにとってはかなりありがたがってもらいました。

このように、基本的には客先では自社にいるより圧倒的に褒められる機会が多いです。

これが根拠のない空っぽな自信につながります。
結果的に現状の技術力に満足して勉強しなくなります。

これがエンジニアとしては中々に致命傷で、勉強しなくなった途端に目に見えてコードが書けなくなります(笑)

この辺は自分でしっかりと日々勉強できる精神力が問われたりします。

まとめ

今回は、実際にITの会社に就職した私が客先でかれこれ2年ほど働いてみて気が付いた客先常駐あるあるをご紹介しました。

実際に中小のIT会社の大半は客先で働くことが多く同じような経験をしている方も多いのではないかと思います。

また、これからIT系の会社への就職を考えている方の参考になったらいいなと思い今回の記事を書きました。

正直なところ、私はもう自社に戻って業務をするとか考えたくもないレベルで戻りたくありません(笑)

当然、様々な現場があるとは思いますが案外、自社から出て客先で働くのも悪くないよってことが伝わればいいなと思います。

まとめ

・客先では責任が軽くて気楽
・自社への愛着審はあっという間になくなっちゃう(笑)
・褒められ慣れには要注意!!

以上、ご精読ありがとうございました。

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