【確定申告】市販薬で節税できるセルフメディケーション税制を紹介

2018年2月22日Life, Money, ライフハック

こんにちは。
個人事業主に憧れるサラリーマンsasaki(@sasaki_holiday)です。

確定申告の季節がやってきましたね。

サラリーマンの私は特段大きな負担がないのですが、フリーで活動している個人事業主の方は大変な時期なのではないでしょうか?

とはいっても、サラリーマンも確定申告をすることで様々な税金の控除が発生する場合があります。

医療費控除なんて対象の方も多いのではないでしょうか?

でも、医療費控除って年間で医療費が10万円を超えた方が対象で結構大きめの病気やケガをしない限り控除の対象にはならないですよね。。。

実際に私も年間で病院に行くことなんて数回程度でその額も数千円~1万円程度です。

でも、ドラッグストアで市販薬を買う機会って結構ありますよね?

しかし、2017年からこんなちょっとしたドラッグストアでの市販薬の購入も控除の対象になったんです!!

今回は、個人事業主の方はもちろんサラリーマンの方でも控除の対象になる「セルフメディケーション税制」についてご紹介いたします。

ドラッグストアのレシート捨てちゃダメ!!

2017年から、「セルフメディケーション税制」という制度ができました。

これは簡単に言ってしまうと、

「ドラッグストアなどで購入した市販薬であっても、1万2千円以上であれば税金の控除対象になる」

というものです。

頭痛薬や風邪薬なんかは割と皆さん購入しているんではないでょうか?

しかも、この制度は個人だけでなく世帯での合計金額で算出されます。

つまり、家族で年間1万2千円以上の対象の市販薬を購入していれば控除の対象になるのです!!

これって地味だけど、少しでも税金は少なくしたいですね。
だって、世帯で月に1000円程度なら結構な方が医薬品の購入をしていますよね?

頭痛薬や鼻炎薬、腰痛の貼付薬など日常的にドラッグストアで購入している方はぜひ控除を申請するべきです!!

大事なことは、ドラッグストアなどで購入したレシートを保存しておくことです。

ただ、当然ですが確定申告をする必要はあります。
まぁ、最近ではネットで確定申告もできるので控除の対象になる方はぜひ、申請するべきです。

控除の対象となる市販薬の種類は?

気になるのは、どんな医薬品が控除の対象となるかですよね?

実際に控除の対象となる医薬品は「スイッチOTC医薬品」と呼ばれるものです。

これは、医療用から転用された医薬品であり、元来医療用医薬品として使用されていた成分の有効性や安全性が確認されて薬局の店頭で販売されている医薬品のことです。

具体的には83の成分を含む約1600品目のスイッチOTC医薬品があり、胃薬や風邪薬、鼻炎薬、肩こりの貼付薬や塗薬など多様な製品が対象となります。

痛み止めとしておなじみの「ロキソニン」なんかも対象となっています。

一部例としては、

  • 風邪薬
  • 胃腸薬
  • 鼻炎薬
  • 水虫用薬
  • 肩こり・関節痛・腰痛の貼付薬
  • etc…

と様々なものがあります。

控除対象となる「スイッチOTC医薬品」の見分け方

では、実際にドラッグストアに行った際に商品のどこを見れば「スイッチOTC医薬品」とわかるのでしょうか?

ズバリっ、このマークがついてたら控除対象の医薬品です!!

セルフメディケーションマーク

分かりやすいですね(笑)

しかし、注意が必要ですが控除対象の医薬品であっても、このマークがついていない場合もあります。

詳しくは店頭で確認した方がいいと思います。
ただ、このマークがついていれば控除対象なので安心してください。

セルフメディケーション税制で控除を受ける条件

この控除対象となる医薬品を購入したレシート・領収書を保管して、確定申告をすれば全員が控除を受けられるわけではありません。

しかし、特別な条件はありません

厚生労働省の説明によると、「健康の維持増進及び疾病の予防への取り組みとして一定の取り組みを行う個人」とのことです。

ちょっと難しいですよね。。。

重要なのは、以下のポイントです。

特定健康診査、予防接種、定期健康診断、健康診査、がん検診を受けていること

まぁ、会社員であれば定期健康診断を受診していると思うのでそれでOKです。
個人事業主の方も定期的に健康診断を受診している方なら問題ありません。

この条件を満たしていれば、当人だけでなく家族のスイッチOTC医薬品の購入金額が控除の対象となります。

まとめ

今回は、今年の確定申告から控除の対象となる「セルフメディケーション税制」についてまとめてみました。

個人事業主の方はもちろんサラリーマンの方も確定申告をキチっとやると意外に節税ができるものです。

せっかく働いて稼いだお金ですからしっかり節税して少しでも手元に残るお金を増やしましょう!!

まとめ

・ドラッグストアで購入した市販薬も控除の対象に
・ドラッグストアのレシートや領収書は保管しておこう
・対象となるのはスイッチOTC医薬品

私は基本、風邪をひいたら葛根湯です。
というのも大概の市販薬に含まれるカフェインが苦手なもので。。。
よろしければ、コチラの記事も読んでみてください!!

以上、ご精読ありがとうございました。

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