1人で働き方改革を実行したらQOL上がり過ぎた!実際の行動・結果とかまとめてみた
こんにちは。
気が付けば社会人5年目になっていたsasaki(@sasaki_holiday)です。
みんな働き方改革やってる??
働き方改革とは「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(働き方改革関連法)」っていう長ったらしい法律が定める新しい働き方のこと。
この法律は2018年6月29日に可決・成立し、2019年4月から施行されたらしいよ。
詳しいことは厚生労働省のHPとか参考にしてください。
で、具体的にどんな改革なのさって言うとこんな感じ。
- 長時間労働の是正
- 賃金引上げと生産性の向上
- 柔軟な働き方
- ハラスメントの防止
他にも「非正規雇用者の待遇改善」とか「再就職支援・人材育成」とかもあるらしい。
つまり、「企業はもっと多様な働き方を選択可能な社会を実現してね」みたいな感じ。
でも、こんな綺麗事が急に「ハイどうぞ!」でまかり通るわけもなく結局色んなしわ寄せがあるわけで。
でさ、自分としてはこんな法律の是非を語りたい訳では別にないのですよ。
どうせ、会社に任していてもわけわからんルールとか作られるだけで実際の恩恵なんてほぼないのだから、自分自身で働き方を変えていかなければ!と思い立って実際に行動した話が今日のメイン。
まぁ、自分1人で働き方改革を強行実施したって話www
そしたら、最初こそいくつか不都合もあったけど日々の生活の充実度が目に見えて爆上がりしたからその辺の話を今日はする予定。
というわけで前置きが長くなりましたが、今回の記事は「社会人5年目の超零細IT企業勤めの男が勝手に1人働き方改革を実施した結果QOLが爆上がりした」って話。
残業時間の徹底的排除とその恩恵
まず、1人働き方改革の実施にあたって最重要目標として取り組んだのが「残業の徹底的排除」です。
具体的には月の残業10時間以内を厳守するというもの。
実際に私が入社1年目の時なんかは最高で月100時間近く残業があったことも。。。
じゃあそれをどうやって月10時間以内にしたのか。
大きく分けてやったことはたったの3つ。
◆上司を自分で選ぶ
◆自身の役割・責任を明確にする
◆定時1時間前に明日のタスク管理
それぞれ簡単に説明します。
まず、「上司を自分で選ぶ」ということに関しては結構重要です。
というのも、残業に対する捉え方って人それぞれで残業を悪と思っていない上司と仕事をするとヒドイことになります。
実際、私が1年目の残業地獄に陥った原因の大半は上司だと思っています。
というのも、とにかく仕事の遅れは残業という力業でなんとかする!みたいな考えで、上司もそれが普通だと思ってました。
なんていうか、仕事を工夫してる時間あるなら作業量で賄え!みたいなタイプ。
だから、会社に面談とかあるたびに一緒に働きたい上司を名指しで訴えまくって上司を自分で選ぶことが出来ました。
当然、残業時間は激減して今までの残業がどれだけ無駄な時間だったかと思うように。
次に、「自身の役割・責任を明確にする」という点について。
これは単純明快です。
自分のやるべき仕事、やらなくてよい仕事を事前にしっかり線引きしてチームまたはプロジェクト内で共有するだけ。
そして重要な部分は「自分の役割・責任をチーム内で共有する」ということ。
あらかじめこの作業をやっておくだけで仕事の押し付けみたいなことが減って、作業量をコントロールできるようになりました。
そして最後の「定時1時間前に明日のタスク管理」はそのままです。
定時の1時間前になったら、原則作業はやめて明日のタスク管理をするだけ。
具体的には、今日の積み残し、明日やるべきこと、明日のタスクの優先度、現段階の進捗、これらを確認して余った時間で明日の作業の準備をするだけです。
たったこれだけでも翌日の作業への導入がスムーズになるだけでなく、無駄な作業が大幅に減るはずです。
とまぁ、こんな感じに3つのポイントを意識して実行した結果、基本的に定時の3分前くらいには帰る準備して定時5分後の電車にはもう乗ってるみたいな感じ(笑)
そして一番重要なのは残業しないで家に帰った時間でブログ書いて月数万円の副収入を得たり、家でゆっくり食事を楽しんだり、ゲームやったり、漫画読んだり。。。
と日々の生活が充実したこと!
なんていうか、残業しまくってた時期はホントにお金も使わないし、常に体調悪いし、仕事か寝るかの2択って感じでした。
まぁ、あの残業地獄があったからこそ今のゆとりある生活のありがたみが分かるのかもしれないとポジティブに考えておきます。
残業についてはコチラの記事でも詳しく書いているのでよろしければ読んでみてください。
給与交渉・副業開始!その結果は
残業がなくなって、時間を確保出来たら次は「お金」です。
まず、実行したのが「給与交渉」でした。
具体的には人事考課とか上長面談とかのタイミングで待遇の向上を訴えるのみです(笑)
とは言っても、ただ「給料上げてくださいよぉーーー」と叫んでいても給料やボーナスはあがりません。
じゃあ、何をやったか。
自分の実績・能力を客観的に評価できる形で提示する
ということ徹底的にやりました。
具体的には月ベースで目標管理をしてそのPDCAサイクルの結果を資料にまとめるということをやりました。
基本的だけどやっぱり重要。
何を努力してその結果どんな利益につながったのかを明確に伝えることを繰り返す。
例えば、先ほどの残業時間の削減なんか良い例です。
「残業時間をPDCAを繰り返して削減する→利益率が○○%向上する」みたいな。
他には資格の取得によって自身の単価が何%向上したかとか。
結果的に、今年の昇給率は私が社内でトップでボーナスも大手には及ばないけど、社員数十名の会社にしては満足できるくらいには貰えました。
でももっとお金欲しいんじゃぁぁーー!
そして、次に始めたのが「副業」です。
まさにこのブログもその1つ。
残業をなくして余った時間でブログを書き始めました。
始めて数カ月は確かに雀の涙にしても少ない金額でした。。。
しかし、ここ数カ月は月に数記事~10記事程度の更新頻度でも約3万円くらいの利益は出ています。
作業時間にして10時間程度です。
時給3000円の高単価バイトです。
しかもブログ書くのはもはや趣味になっているので苦労している感覚はゼロ!
ちょっと前に実際のブログ収益を赤裸々にまとめた記事を書いたのでよろしければ読んでください。
ちなみに毎月、微増ではありますが確実に収益は上昇しています!
あと、今年の夏のボーナスを使って株式デビューも決定!
そういえば、今年の夏のボーナスは約70万円弱。
去年からは微増って感じ。
まぁ、大手でもないし、新卒5年目だしそんなもんか。
特に欲しいものとかないから、経験として株式でも始めるか。
ボーナスが損切りに消える夏。
悪くはないか(笑)
— Sasaki@雑記ブログ運営中 (@sasaki_holiday) June 23, 2019
口座の開設は完了したので、私のボーナスの行方もそのうち記事にするかも。
有給休暇の取得とその使い方
そして最後に着手したのが「有給休暇」のフル消化です。
これは言葉通り、年間約20日程度付与される有給休暇を余すことなくフル消化してやろう!という試み。
つまり、年間休日が120日~130日+有給休暇20日で年150日近く休むことになります。
ただ、これはそんなにハードル高くありませんでした。
というのも、前述した残業削減の過程で仕事をコントロールすることは成功していたのであとは休みのスケジュールも同じ要領で確保するだけです。
最初こそ、上司から謎の圧力めいたものを感じましたが仕事の進捗に影響が出ていないことが分かればそんな雰囲気もなくなりました。
基本的に、GW・お盆・正月は10連休以上を確保してその他に毎月数日は有給休暇を取得しています。
じゃあ、そんなに休んで何やってるの?と聞かれるとちょっと耳が痛いですが、基本的には家でブログ書いたり、読書したり、Amazonプライムビデオ見たり、ゲームやったり、漫画読んだり(笑)
あと、奥さんが平日休みの仕事をしていたりもするので休みを融通利かせて取れるのは便利です。
まぁ、流石にフル消化は難しくても有給休暇が失効しない程度には消化できるようにしたいですね。
実際に1人働き方改革を実行した結果・周囲の対応
はい、こんな感じで「1人働き方改革」を地道に実行してきました。(現在進行形)
結果としてはQOL爆上げです!!
何といっても、平日が仕事だけじゃなくなったのが大きいです。
平日にゆっくり奥さんとご飯を食べるとか、積んでいたゲームやマンガが減っていくとか、こうして楽しくブログを書けるとか。。。
挙げだしたらキリがありませんが、とにかく自由な時間とお金が増えました。
最終的には労働から解放されたいところですが、それはもうちょっと先のお話です。
ひとまず30歳まではのんびりと働きつつ、労働から解放されるための準備をしてチャンスをうかがいます。
でもう1つ気になるのが、そんな好き勝手に仕事してて周囲の視線はどうなのかってところ。
最初は社内でも「あれっ、アイツヤバくね!会社辞めるんじゃね」とかフワッと聞こえてきましたが、今では社内的にも自分の働き方が評価されつつあります。
まぁ、結果的には生産性悪く、ダラダラと残業してる社員より自分の方が会社として利益は大きいわけでWin-Winの関係です。
やはり、この辺の柔軟性は大手にはない中小企業の魅力だと思っています。
確かにそれなりに忙しい時期もありますが、それでも自分のキャパシティーを超えない範囲で仕事をコントロールするのは自分のために大切です。
ぜひ、現状の働き方に納得がいかない方は「1人働き方改革」おすすめですよ!
以上、ご精読ありがとうございました。