IT未経験の文系卒がベンチャー企業のSEになってみた【後編】
こんにちは。
やっとプログラミングが少しは楽しくなったsasaki(@sasaki_holiday)です。
前回、コチラの記事で私が文系卒かつIT未経験でアプリ開発をしているベンチャー企業にSE(エンジニア)として就職した経緯をご紹介しました。
今回は前回の続きで、実際に就職してみて大変だったことや未知の分野にあえてチャレンジしてよかったことなんかを記事にしていきます!!
苦労したこと①
まず、一番苦労したのは予備知識やそもそもプログラミングという概念を理解することでした。
変数や型などの考え方を理解するまでは講師の言っていることや板書の内容が宇宙語のように感じました(笑)
ただ、私の場合は研修先に私と同じように未経験から学んでいる人も多くいたため、精神的に助かりました。
(今でも年に数回くらい飲みに行ったりします)
もし、家で一人で勉強をしていたら間違いなく挫折していたことでしょう。。。
実際に全くのゼロからプログラミングを勉強して気が付いたのは一緒に学ぶ仲間や目的(私の場合は仕事)がないとモチベーション的にかなりきついのかなと感じました。
またプログラミングといっても非常に広義であってある程度目的をもってそれに向かって学習をしないと身に付く速度がかなり違う印象でした。
苦労したこと②
次に苦労したことは周囲の人たち(会社の先輩や同じ業界の人)の考え方や行動が今までかかわってきた人たちと違うということでした。
いわゆる「文系」と「理系」の考え方の違いというやつです。
とはいえ、私にとっては変な感情で物事が判断されないであくまで結果やプロセスを踏まえて事実に基づいてアドバイスや話をしてくれるので、最初は戸惑う部分もありましたが、今では気になるどころか仕事をする上ではやりやすいと思っています。
良い意味でも悪い意味でも論理的な思考が常にあります。
感情論を抜きにして合理的にコミュニケーションができる一方、結果や事実が重視されるので過程が無視されることもしばしばあります。
ただ、基本的にロジカルに伝えたいことを発信していれば理解してもらえる環境だと思っています。
未知の業界に挑戦してみてよかったこと
今振り返ってみるとプログラミングなどの概念がない状態から、プログラミングの考え方を理解するまでが一番たいへんだったように思います。
ただ、私のような人間でも問題なく仕事を続けていられるのでこれからIT業界への就職を考えている方はそんなに心配することもないと思います。
なんか気付くと、テキストやネットに書いてある情報がスッと頭に入ってくる瞬間がきっとあるはずです。(笑)
そんな苦労も少なくなかったIT業界へのチャレンジでしたが、予想以上に得るものも多かったと思います。
具体的には以下のような点かと思います。
- 論理的な思考力が身についた
- もともと全くの無知な分野であったため、伸びしろが多く成長を実感できた
- 相変わらず仕事はキライだが、PCやプログラミングは多少好きになれた
論理的思考力の強化
これは、物事を順序立てて、一定のルールや法則に基づいてロジックを構築する、またはできる力だと私は考えています。
これはプログラムを設計したり、書いたりすることに直結する能力だと思います。
こういったことを一日8時間仕事としてこなしているとそれが自然とトレーニングになっていると思います。
圧倒的な成長率!!
次に「成長の実感」についてですが、これは私が挫折せずに日々少しづつではありますが、勉強、成長できている源であると思います。
最初は変数に値を代入して出力するだけのコードでもコンパイルに通りませんでした。。。
しかし、3カ月の研修の成果に簡単な予約システムのようなものを完成させて、無事に動いたときは達成感ともっと面白いものを作ってみたいと感じました。
やはり、実際に動くアプリケーションが出来上がるというのは達成感を感じやすく、モチベーションにつながると思います。
特に私のようにゼロからスタートすると簡単なことでもいちいち感動出来ます!!
そしてそれが次の勉強につながり、よいサイクルを回していると思います。
あんなに苦手だったPCやプログラミングが好きになれた
こんな仕事をしていなければ今このブログを書いて自身の考えや知識をまとめるような作業もしていなかっただろうと思います。
また日常的に様々なアプリやWEBサイトを触り、これからさらに日常の一部として当たり前の存在になるであろうITに対して、その仕組みやロジックには一生興味を持たずに何かわからないまま暮らしていたでしょう。
上記に挙げた理由以外にも自信が得たものは多くありますが、やはりすべては挑戦しないと何も得られないと思います。
もし IT業界に興味を持っている人や就職に不安を持っている人は思い切って挑戦してみることをオススメします。
仮に会社が合わなくてもこの業界は割と流動的な部分があるため、やり直しはいくらでも可能だと思います。(笑)
以上、ご精読ありがとうございました。