貧困の連鎖から抜け出すためには明確な意思と行動力が大事だと思う
こんにちは。
「親のふり見て我がふり直せ」をモットーに生きてきたsasaki(@sasaki_holiday)です。
ふとNHKの番組を観ていて「貧困の連鎖」というワードが気になった。
「貧困の連鎖」とは貧しい家庭で育った子供が貧困から抜け出せないことを言うのだとか。
そして貧困の連鎖が起きる大きな理由の一つに教育があるらしい。
金銭的な問題から進学を諦めたり、そもそも親が子供の教育に無関心だったりと。
確かに大きな問題だよね。と思った。
私自身も両親は高卒で決して裕福な家庭ではなかった。
まぁ、食うに困るとかってレベルではなかったけど進学だって基本的にほぼ奨学金やバイト代で親に支援してもらった記憶もない。
当然、塾や予備校なんて通ったこともないし。
自分の場合は親に対する尊敬とか感謝とか特になかったから、親を反面教師として「ああいう大人にならないようにしよう」という気持ちでとにかく親とは違う道を選んできた。
けどさ、周囲の人間と比べて早い段階で色々諦めちゃう子供も少なくないと思う。
ていうか、普通に高校出たら働いて家にお金を入れるしか選択肢がないように育ってきた人だっているはず。
結局、これが「貧困の連鎖」なのかなぁと。
はい、陰気な前置きが長くなりましたが今日は自分の実体験とか踏まえて「貧困の連鎖」について自分が思うことを書いてみる。
貧困の連鎖の根底には生活に染みついた固定概念がある
私自身もそうでしたが、貧しい家庭で育つと知らず知らずのうちに貧しさを理由に色々なことを諦める癖がついてしまいます。
どうせ、だって、無駄、無理、etc…
こんなネガティブで非チャレンジングな思考が体に染みつきます。
その原因の多くは親がそういう考えだから。
親自身が成功体験がないから未来に投資するっていう発想がないっていうか。
で結局、パチンコなどのギャンブルやお酒、たばこ、ゲームとか目先の楽しみにしかお金をかけないんです。
まさにうちの親がそんな感じ。
金がないと息を吐くように言うくせに、目先の楽しみを我慢できない。
そして自分のキャパを超えてもその癖が辞められなくて、平気で借金とかする始末。
それで、そういうお金の使い方を見て育つから子供もそういうお金の使い方が身に付いちゃう。
ホントダメだよね。。。
未来を諦めて、現在に対してしかお金を使わない考えが染みついちゃうわけ
そして未来に対する投資の代表的なものが教育。
一度レールから外れるとどんな人だって戻るのは難しいじゃないですか。
それが、早ければ早いほど。
結局、気が付いた時には元のレールに戻ることを諦めて惰性でその場を楽しむようになっちゃうみたいな。
そりゃ抜け出せないよ。
じゃあ、どうしたらそんな貧困の連鎖から抜け出せるのってお話へ。
貧困から抜け出すには明確な意思と行動が必要
大事なのはやっぱり自分の意志と行動
個人的にこの貧困の連鎖を考える上で、「親を敬うことが素晴らしい」「親の言うことは正しい」みたいな風潮は考え直した方がいいと思う。
自分は幸か不幸か、その辺の親を敬う気持ちみたいのが皆無だったこともあって毒されなかったのはラッキーだと思っている(笑)
でもこういう話をすると、ホントに親不孝な不届き者みたいに扱われることがよくある。
そりゃホントに尊敬できる親の元に生まれた人はそう思うでしょうよ。
でも、「両親=素晴らしい」なんて絶対じゃないから。
で面倒なのが、そういう親に限ってこういう固定概念を好む傾向にある。
まずはその環境から抜け出すのが大事。
そのためには親に期待していちゃだめです。
自分で決めて、行動する。
そして明確な意思をもって行動することが大事。
別に難しく考える必要なんかなくて、
「家を出る→経済的に自立する→就職する→学校を出る→勉強する・お金を貯める」
このくらいでいいんです。
大事なのは、自分の力で今の環境から抜け出すこと。
貧困の連鎖から抜け出すことは結局「依存」から抜けることだったりする。
経済面だけでなく、精神面でも弱者は何かに依存しがち。
よくあるのが、精神的に弱ったときに宗教に依存したりとか。
この相互依存から抜けて自分の意志で行動することが一番大事。
現在の自分と過去の自分
はい、今日は重めなテーマ「貧困の連鎖」について自分の実体験とかから感じたことをかなり率直に書いてみました。
私はよく親不孝と人から言われることがありますが、それはそれで構いません。
でも好きでこんな考え方になったわけではありません。
恐らく今後も自身の両親とは一定の距離を置いたまま生活していくと思いますが、それが間違った判断だとは思っていません。
まぁ、結局何が言いたかったかというと「貧困の連鎖は経済的弱者の相互依存が大きな原因」ってこと。
そしてその依存から抜け出すには相当な覚悟が必要だけど、自分自身を守るためには必要な判断かもしれないよって話。
はい、話が固くなり過ぎましたが私は今それなりに幸せですよ(笑)
なんかモヤモヤしてたものをばぁーっと書いてスッキリです。
以上、ご精読ありがとうございました。