コミュニティの価値を売買できる新サービス「fever」が面白そう
こんにちは。
プライベートでは狭い狭いコミュニティで生息しているsasaki(@sasaki_holiday)です。
みなさん、何かコミュニティには所属していますか?
私は奥さんと静かに暮らしているのと、嫌々会社に所属しているくらいです(笑)
しかし、何か大きなビジョンを掲げて活動している方、音楽を発信するためにバンドを組んでいる方、大きなビジネスを計画して活動している方、etc…
真っ当に大きな夢に向かって頑張っている方は何かしらのコミュニティで活動しているのではないでしょうか?
そんなやりたいことはあるけれど、資金を集める手段が見つからないと悩んでいる方に朗報です。
株式のように簡単に自身が所属するコミュニティの価値を売買できる新サービス「fever」というものが3月からオープンするそうです!!
今回はこの画期的なサービス「fever」をご紹介いたします。
コミュニティの価値を売買できる
皆さんは何か応援したいコミュニティ(団体)があった場合はどうやって応援していますか?
今までだと、カンパをしたりクラウドファンディングのような形で投資をしたりと、
無償で金銭的な支援をしたり、見返りに商品やサービスを享受したりというやり方が一般的でした
(まぁ、これもだいぶハードルは高いですけど。。。)
しかし、3月にオープンする「fever」というサービスは自分が応援したいコミュニティの価値を売買できるシステムを提供してくれます。
イメージとしては株式の購入のような感じです。
最近では個人の価値に投資する「VALU」などが有名になりましたがそれのコミュニティ版のような感じです。
当然、投資ということはそのコミュニティの活動が成功して価値が上がれば売って利益を享受することも可能です。
ホントに株式を買うような感覚でより小規模なコミュニティに投資することを可能にするのが「fever」です。
コミュニティの登録は3人以上から
これまで、新たな取り組みに必要な資金を調達するには株式の発行が一般的でしたが、これは様々なハードルがあって、なかなかとっつきにくい部分がありました。
しかし、「fever」では3人以上のコミュニティであれば簡単な審査で登録が可能で、その価値に共感したり、将来性を感じた人がコミュニティが発行するコインを売買することが可能になります。
一見、仮想通貨のICOに似た雰囲気がありますが、不特定多数を対象に売買を前提としたICOとは異なるサービスとなるようです。
しかも、特筆すべきは3人以上のコミュニティであれば簡単な審査で登録が可能という点です。
例えば、地域復興を目的とした音楽活動などビジネスとしては投資の対象にならないような活動であっても資金を集めるチャンスになりえる点でこれまでのサービスより手軽で、敷居が低いように感じます。
コインの売買に加えてサービスやプロダクトも「チケット」という形で取引の対象に
コインの売買で行う支援だけでなく、既存のクラウドファンディングのようにサービスやプロダクトを「チケット」という形で取引することもできます。
例えば、そのコミュニティが実施するイベントへの参加券などが代表的なものです。
クラウドファンディングの良いところと株式による資金調達の良いところを合わせたようなサービスが今後展開されていくことを考えると非常に魅力的な感じがしますね!!
事前登録ユーザは2万人以上!!
今回、こちらのサービスを開始するにあたって、事前に107のコミュニティが上場を応募して、事前登録ユーザの2万人以上が上場コミュニティを決定するための投票を行いました。
サービス開始時点では、ユーザ投票で上位5つのコミュニティに加えて、6位から20位のコミュニティの中から抽選で2つのコミュニティが上場予定だそうです。
ちなみに、その7つのコミュニティはコチラです。
- 黄桜すいプロジェクト: 秋田県由利本荘市の地域おこしを行う非営利民間団体
- TOLAND: ビルを一棟単位でプロデュースし、カフェ、BAR、イベントスペースなどを運営
- 日本ドローンレース協会(JDRA): オリンピック正式種目化を目指して活動するドローンレース団体
- ぺーたーず: フリースペースの「ひみつきち」運営。昼はイベント、夜はカフェバーに変身
- 箕輪編集室: 編集者の箕輪厚介氏が率いるクリエイティブチーム
- イケハヤ経済圏:バーチャルブロガー「イケハヤ」を取り巻く経済圏
- YBP PROJECT TEAM:日本初の世界基準BMXレースコース「YBP(Yuta’s Bike Park)」を運営
多様な、コミュニティが上場を予定していますね!!
私は、ブロガーで上場を予定している「イケハヤ」さんが注目ですかね。
やっぱり、こういう新しいものに積極的にチャレンジするところはさすがですね。
コインの管理は運営元の「Asobica」が管理
では実際にコインの総発行量や単価は誰が決めるのでしょうか?
それは運営元の「Asobica」が管理していくようです。
基本的には、コインの総発行量はAsobicaとコミュニティの運営側が協議のうえで適切な量を決めるようです。
それに対して、コイン売り出し時の1コインあたりの単価はコミュニティの所属人数、SNSのフォロワー数などを参考にAsobicaが算出していくようです。
すべてをコミュニティ側に任せるのではなく、ある程度管理されてコインが発行されるのは支援する側も安心ですよね!!
まとめ
今回は、コミュニティの価値を売買できる新サービス「feveer」をご紹介いたしました。
最近では、ネットを通じて投げ銭のような仕組みや金銭的に支援をできるようなサービスが普及してきましたが、コミュニティに対して気軽に支援をできるだけでなく、コインという形で売買できる仕組みは今後すごく盛り上がっていきそうな予感がします。
私も興味があるので参加してみたいところですが、それほどの影響力もないうえにコミュニティと呼べる仲間もいないので。。。(笑)
ぜひ、興味がある方はお声がけいただけたら一緒にチャレンジしてみましょう!!
・「fever」はコミュニティの価値をコインとして売買できる!!
・株式よりも手軽に簡単に
・今までとは違う形で金銭的な支援が可能
以上、ご精読ありがとうございました。