【バイト体験記】元漫画喫茶店員が語るバイトの裏側を大暴露

2017年12月15日Life

みなさん、こんにちは。
元漫画喫茶店員のsasaki(@sasaki_holiday)です。

本日は私が実際に体験したバイトの「漫画喫茶」についてお話しさせていただきます。
私が漫画喫茶の店員をしていたのは大学1~4年までの約4年間です。

店舗の形態は都心などでよく見かける某チェーン店で、私の勤めていた店舗は地元の駅前にある中型の店舗でした。(実家は埼玉なので東京での店舗ではありません)

学生やフリーターの方は漫画喫茶のバイトは楽なイメージがあるようで、実生活でもよく漫画喫茶で働いていたというと、皆さん興味を持たれます。

そのため、現在バイトを探している方やどういう仕事内容なのか、はたまたバイトの裏側を知りたい方の参考にしていただければと思い、この記事を書いてみます。

実際、漫画喫茶のバイトって楽なの?

よく、漫画喫茶のバイトに興味を持てれる方は

「漫画喫茶って楽なの?」

と聞いてきます。

ズバリ、お答えすると決して楽ではありません(笑)

なんか、暇なときは漫画を読んだり、ジュースを飲んでいるだけと思われがちなバイトですが、意外にやることが多かったり、お客さんの対応で困ることがあります。

とはいえ、なんだかんだ大学時代の4年間続けていただけのメリットもあったりするので、その辺についてお話いたします。

漫画喫茶バイトの大変なこと

これは店舗やお店の立地などもあると思いますが、なるべく偏りのないことを挙げてみたいと思います。

不思議なお客さん達

漫画喫茶はホントに漫画を読みたいだけやPCを使ってネットを見たり、作業をしたい人もいますが、そこを生活の拠点としている方も多くいます。

最近では、長期滞在のお客様向けに月単位での料金プランや郵便を受け取るサービスなどもあったりします。

そうなってくると、もはや仕事の内容はホテルの客室管理やある種の大家さん的なことをする場合も少なくありません。

具体的には以下のような出来事がそれなりの頻度で発生します。

  • ビックリするようなゴミを残してくお客様
  • お客様同士でのケンカやトラブル
  • 料金の踏み倒し
  • 酔っぱらったお客様が巻き起こす事件
  • etc…

汚れ切った部屋掃除

まず、漫画喫茶のバイトをする上で切っても切り離せない苦労の一つに「異常なゴミが残された部屋の掃除」があります。

これは今思い返しても衝撃ですが、使用済みの衣類を置いていく方や部屋中に散乱したたばこの吸い殻、異常な量のお菓子やジュースの食べ残し、そこに漫画喫茶ができるのではと思うほどの読み終えた漫画などなど、だいぶ奔放かつ盛大に散らかして帰られるお客様がいます。

言葉では表現しにくいですが、それだけ汚れるとそれなりのにおいもしたりします。

それが原因でこの後お話しする、お客様同士のケンカやトラブルになったりもします。

これは自分が汚した部屋を掃除するのも億劫になるのに見ず知らずの他人が生活して汚したものを片付けることは想像以上にハードです(笑)

お客様同士のトラブル

ご近所やお隣さん同士でトラブルがあるようにやはりそこで生活する人たちがいればトラブルも発生します。

一番多いのは騒音問題です(ホントにご近所トラブルと一緒ですね笑)
生活リズムの異なる人たちが薄い仕切り一枚を挟んで生活しているとこれは必然ですねー

特に、いびきや携帯での通話は電車でもおなじみの問題ですが、意外に多いのが目覚ましのアラーム音によるトラブルです。

普通の部屋ではお隣さんのアラームが聞こえる環境はあまりないですが、漫画喫茶では店内中に響き渡ります(笑)

これがきっかけで隣の部屋の壁を叩いたりしてトラブルになることが多く、そのたびに仲裁もしくは事態が悪化すると警察に電話なんてことも多々ありました(苦)

無銭入店による料金の踏み倒し

これもバイトとしてはなかなかに困ってしまいます。

何かしらのいちゃもんやクレームをつけて料金を踏み倒そうとする方がまれにいらっしゃいます。

こうなると、またまた警察のお世話になることも多く、結果的に他のお客様にも迷惑をかけることとなって、バイトとしては様々な対応で本来やろうと思っていた仕事が全くできなくなってしまいます。

実際に私もそのようなお客様を対応して、ありもしないことで怒鳴られたり、ホントにお金がないことを延々と訴えられたりと時間を無駄にしたことも少なくありません(笑)

こういう時に店長などがいればいいのですが、なぜか自分一人の時などに起きたりします(焦)

酔っぱらったお客様

私は日中の時間に勤務していたため、あまり実害を受けることはなかったのですが、深夜帯に勤務している人はほぼ毎日悩まされていたようです…

女性店員にしつこく絡む人、乱暴な言葉遣いの人、何を言っているかわからず適切な対応ができない人などなど…

また室内やトイレを汚す方も多く、週末の終電後はホントに大変なことになるらしいです。(店舗の立地が繁華街などでは特に)

こんな話を聞くと、いくらお客様が少ないとは言ってもやっぱり深夜のバイトは大変だなぁとも思います。

漫画喫茶で働くメリット

ここまで、漫喫バイトの嫌な部分ばかりをご紹介しましたが、私が4年間も続けるだけの良いこともあったりします。

女性バイトが多いこと(笑)

これって意外に大切なんですよー

職場に同年代の女性がいるってだけでバイトを辞めないモチベーションになったりします。
漫画喫茶は接客業ということもあり、面接などでも女性が採用される割合が高いです。

実際に私が働いていた時間帯は8割女性でした。
まぁ深夜などは少し割合が下がりますが、それでも半数は女性のバイトでした。

また、同年代が多かったということもあり、社会人になった今でも定期的に飲んだり遊びにったりできていて、友達の少ない私にとっては非常に貴重なつながりです(哀)

あと、バイトを始めるきっかけとして、漫画やアニメが好きという理由でバイトを始める人も多いので、アニメや漫画が趣味の人は同じ趣味の仲間に出会えるかもしれません

暇な時間はホントに暇ということ

先ほど、様々な大変な話をしましたが、ずっとあんな事件が起きているわけではなく、忙しさの山のようなものがあります。

具体的には、以下の時間が忙しい時間です。
逆に、この時間以外は雑談したり、バイト終わりに飲みに行くお店を決めたりしてました(笑)

朝7時~8時頃
この時間は夜入店したお客様が退店するタイミングでレジと同時に部屋の掃除がどっと溢れかえります(焦)

夕方5時~7時頃

この時間は学生の利用などが最も多く、短い時間での入退店が繰り返されて人手が足りなくなります。

また、私のお店では日中帯のレジ清算や夜の時間のバイトの方への引継ぎなども重なり大変な時間帯でした。

夜10時~終電前後

この時間から宿泊向けの料金プランなどで入店する方が増えて一気に忙しくなります。

しかし、この時間が終わってしまえば朝まで割とのんびりだったりするので深夜の時間帯で働く方はこの時間が忙しさの山のようでした。

最後に話のネタに尽きないということ

これは毎日、ホントにいいお客様から前述したような不思議なお客様(ブログでは掲載できないような人も笑)まで幅広い人と触れ合う機会がありました。

こんなトリッキーな人達とかかわるバイトってあまりないのかなと思います。
こういう話って意外と就活の面接やちょっとした飲み会の話のネタとして使えたりするんですよー

人生いろいろな経験は思いもよらないところで役に立ったりするものです。

まとめ

  • 決して楽なバイトではない
  • 同じ趣味や興味を持つ仲間に出会えるかも
  • 毎日面白い体験ができるはず

以上、ご精読ありがとうございました。

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