【初心者向け】Windows10にUbuntuを導入する方法を徹底解説!

2017年12月16日IT

こんにちは。
忘年会明けで完全に二日酔いなsasaki(@sasaki_holiday)です。

今回は超初心者目線でITの情報をお届けするというコンセプトでWindows10Linux環境を構築する方法をご紹介いたします。

そもそも、Ubuntuって何?

Ubuntuとはズバリ「Linuxディストリビューション」の一つで初心者~上級者まで誰でも使いやすく、サーバとしての役割だけでなく、デスクトップPCのOSとしても人気のあるものです。

今までは、Windows上でLinuxを動かすことはできず、仮想環境上にLinuxをインストールするなどしなければいけませんでした。(WindowsとLinuxが同じ環境で動作することはなかった)

普通にブラウザを使用してネットを見たり、Youtubeで動画を見たりといった用途ではLinuxを導入しなくても、全く問題ありません(逆に言えば、Linuxだけでも問題ありません)

ではWindowsLinuxを同じ環境にて動かすメリットとは何でしょう?
私は開発環境として(サーバサイド技術の勉強等)の用途で今回WindowsにUbuntuをインストールしました。

仮想OSではなく同じ環境で動かすことで、ファイルをなどをWindowsLinuxの両OSで共有することができます。
これはVirtualBoxなどの仮想OSではできませんでした。

では早速、WindowsにUbuntuに導入しましょう!

前置きが長くなりましたが、早速インストールを進めていきましょう!!

Windows Subsystem for Linuxの有効化

まずはWindowsでLinuxを動かす機能を有効化してあげる必要があります。
以下の手順でやってみましょう!!

スタートメニューから設定を開きます。

スタートメニュー

次に、「アプリ」の項目を開きます。

設定画面

下にスクロールしていくと「プログラムと機能」という項目があるので開きます。

プログラムと機能

すると、「Windows機能の有効化または無効化」という項目を開きます。

Windows機能の有効化または無効化

複数の項目が表示されますが、その中から「Windows Subsystem for Linux」という項目にチェックを入れて「OK」を選択します。

Windows Subsystem for Linux

すると、インストールが始まるのでしばらく待ちます。
以下の表示になったら再起動してインストールを完了させましょう。

再起動

開発者モードの有効化

続いては、「開発者モード」を有効化します。
「スタートメニュー」から「設定」を開き、「更新とセキュリティ」を開きます。

更新とセキュリティ

次に左側のメニューから「開発者向け」という項目を選択して「開発者モード」にチェックを入れます。

開発者モード

すると、警告が表示されますが気にせずに「はい」を選択して進めていきましょう(笑)

Ubuntuのインストール

では、やっとUbuntuをインストールしていきましょう!!
と言いたいところですが、念のために古い環境を削除しておきましょう。

コマンドプロンプトなどを開いて、「lxrun /uninstall」とコマンドを実行します。
すると、確認が表示されるので問題がなければ「y」を入力して処理を進めましょう
なお、この際に必要なデータなどがある場合はバックアップを取っておきましょう。

旧環境削除

はい、これでホントに「Ubuntu」のインストールを始めます(笑)
まずは、「Windowsストア」を開いてUbuntuを検索します。

ストア検索

検索結果からUbuntuを選択します。

Ubuntu選択

あとは「入手」を選択するのですが、私の場合はWindowsのバージョンが最新ではなかったため、アップデートが必要でした(笑)

Ubuntu入手

インストールが完了したら、スタートメニューからUbuntuを開きます。
すると、「ユーザ名」「パスワード」の設定を求められるので、案内に従って設定していきましょう。

Ubuntuインストール完了

はい、これでWindows環境にLinux(Ubuntu)を導入することができました!!

初期設定

無事にインストールが完了したのですが、デフォルトの設定では使いにくい部分もあります。
あとは自分好みにカスタマイズしていくのですが、最低限やっておいたほうが便利なものを紹介いたします。

リポジトリの変更

デフォルトでは、パッケージのダウンロードなどを海外サーバに取得しに行ってしまいます。
これでは、ダウンロードに時間がかかってしまうので変更しましょう。

下記のコマンドを実行して、リポジトリ情報を書き換えましょう。

sudo sed -i -e 's%http://.*.ubuntu.com%http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux%g' /etc/apt/sources.list

rootパスワード変更

デフォルトではrootのパスワードは不明です。
ただインストール時に作成したユーザはsudoコマンドを使うとことで、root権限でコマンドを実行することができます。

しかし、毎度sudoコマンドで実行するのも面倒なので、root権限に昇格できるようにパスワードを設定しましょう。

sudo passwd

あとは案内に従って新しいパスワードを設定しましょう。

パッケージのアップロード

最新のパッケージを使用するために、アップデートをしておきましょう。

sudo apt update

vimのインストール

これから、開発等を行っていくう上でエディタは必要だと思います。
vimを以下のコマンドにてインストールしましょう。

sudo apt install vim-nox

まとめ

はい、他にもインストールしておいたほ方がよいツール(gitやzshなどなど)や設定項目はたくさんありますが、少しずつ環境を整えていきたいと思います。

では本日のまとめ

  • Windows10ではLinuxが動かせる!!
  • 思っていたより全然簡単!!

では今度はUbuntu上にMySqlを導入から、リレーショナルDBの基本中の基本からまとめてみたいと思います。

— 追記(2017/12/18) —
以下の記事でMySQLの導入およびDBの超基本構文をまとめていますのでよろしかったらご覧ください。

以上、ご精読ありがとうございました。

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