就職面接のコツは「過去」ではなく「未来」をどれだけ具体的に語れるかだと思う

2018年12月11日Work, 働き方, 就職

こんにちは。
バイトの面接はちょくちょく落ちたけど、就職面接ではほとんど良い結果だったsasaki(@sasaki_holiday)です。

突然ですが、皆さん。

就活や転職などで面接を受けるとき、ついつい「過去」にフォーカスを当てて話していませんか??

当然、これまでの自分がどんな行動や選択をしてきたのか明確に魅力的に伝えることは必要です。

しかし、本来の目的は「自分がこの会社でこれから何をして、どうしていきたいのか」つまり、「未来」のビジョンを伝えることが目的であるべきです。

正直、「サークルでリーダーやって…」とか「アルバイトでこんな活躍を…」とかそんなエピソード自体はほとんどの場合どうでもいいんです。

大事なのは、「未来」の自分がどうあるかを「過去」の行動や選択を根拠により具体的に伝えられるかが大切だと思うんですよ。

つまり過去のエピソードは未来に繋がる根拠として話すべきで、過去のエピソード自体がメインになってると限り、面接の結果は芳しくないでしょう。

だからこそ、誰もが認める過去のエピソード(スポーツで全国大会で優勝とか、起業して多くのお金を動かしたとか)はこれからの自分の未来を語る上でとても大きな武器になります。

ただ、何回も言いますが大事なのは「未来」これからの話です。

というわけで、前置きというか本題はほとんど書いてしまったのですが、今回は実際に自分自身が学生時代に就職の面接で意識していたことや、就職後に学生、中途採用の面談や、インターンで来た学生と関わる中で感じた「面接のコツ」的なことを書いていきたいと思います。

会社側がどういった意図、目的を持って「面接」を実施しているかを理解するだけで、序盤の面接の通過率は大きく変わるはずです。(最終面接くらいになるとどうしても個人のフィーリングとかあるけど)

そもそも会社が採用面接をする理由とは

まずは会社がなぜ採用で面接を重視するのかを考えてみます。

実際、処理能力や言語力などの知識や能力を測るだけなら資格の取得や筆記試験、課題物の作成などで十分で面接は不要です。

でも、多くの企業ではわざわざ膨大なコストをかけて面接を採用活動の軸としている場合が多いです。

その理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は「その人間の将来性、つまり未来を推し量る」ため。

2つ目は「会社の目指すビジョンや行動規範にマッチしているか判断する」ため。

多くの場合は終盤の面接では「会社に入社する意思確認」や「会社の風土と個人の性格が合っているか」などフィーリングや意思の確認が重視されます。

つまり、正直会社に合う合わないなどどうしようもない部分が大きいです(笑)

しかし逆に言えば、序盤の面接はコツさえ掴めば面白いように通過できるようになります。

当然、最低限のコミュニケーションはできる必要がありますが、別に友達が限りなく少な目な私でも問題ないので安心してください(笑)

というわけで、まずは会社がなんの目的で面接をしているのか理解することで、自ずと面接のコツが見えてきます。

では早速、上記の「会社が面接を実施する理由」を踏まえて実際に私も実践していた就職面接のコツをお伝えしていきます。

就職面接のコツ①「未来」→「過去」→「未来」の順で話す

大事なのは「ザックリ結論」→「根拠・理由」→「最終結論」という基本的な論法です。

先程もお伝えしたように会社がわざわざ面接を実施する理由には「将来性・未来を推し量る」という目的があります。

つまり、面接を受ける上で伝えるべきことは「自分がこれからどういう行動をして、どんな影響を与えていくか」が最も重要です。

逆に言えば、自分がこれまでにどんなことをしたのかはそれほど重要ではないということです。

となると、最初に伝えるべきことは自ずと「自分がこれからどう行動していきたいか、つまり未来の展望」をパっと伝えるべきです

そして、その未来の自分がなぜそうなっているかを過去の行動・実績・選択などを根拠に伝えていく必要があります。

誰だって、「将来の自分はこんなにすごいです!!」とか「きっと御社の役に立っているはずです!!」なんて言えますからね(笑)

つまり、過去の行動はあくまで未来の自分に現実味を持たせる根拠・理由であるべきなんです!!

そこを履き違えて、これまでの自分語りに終始してしまう方を実際に学生と話していると多く見かけます。。。

大事なのは過去ではなくこれから!!

この辺を意識するだけで正直、面接での勝率はグッと上がるはずです。

そして、ザックリとした結論(未来の自分)→その根拠となるこれまでの活動と話したら、最後にもう一度はなしの結論である「未来の自分・これからの行動」を話せば、完璧です。

正直、このテンプレートに当てはめて自己アピールを組み立てたり、基本的に質問に対する回答をしていれば面接の通過率はかなり高くなるはずです。

ただ、最初にも言ったように最終面接等の終盤になるとあとは会社との個人的なフィーリングや実際の条件等が重要になってきます。

ただある程度、形骸化された序盤の面接を軽くスルーできるようになると精神的にもかなり楽になるはずです!

もう一度言いますが、大事なのは「未来の自分」であって、「過去の自分」じゃないことは常に意識して受け答えしていきましょう!

就職面接のコツ②話す内容から無駄をそぎ落とす

ここまで来たら、あとはいかに伝えたいことをピンポイントで伝えるかです!

ここまでお伝えした内容を意識して面接に挑めばそれなりに面接の通過率は上がるはずです。

しかし、ここでガンガン面接に合格しだすと調子に乗って話に無駄が出てきます。

口頭で伝えられる情報には限界があります。

大事なことはピンポイントで的確に無駄なく伝えることが重要です

いかに素晴らしい回答をしていても相手の印象に残る情報はごくわずかです。

だからこそ、必要な情報をいかに分かりやすく、洗練して伝えるかがとても重要です。

実体験として、ある程度面接にも慣れてきて本来伝えたいこと(自分がこの会社でこれからやりたいこと等)から逸脱して余計な話を差し込むと大概良い結果にはなりません(笑)

決して、流暢に滞りなく小難しい文章をスラスラ話すことが面接の正解ではありません。

大事なのは、要点をいかに具体的に説得力もって伝えられるかです。

つまり先ほどお伝えしたように、まずは「自分の未来」を1文、多くても2文程度でザックリ分かりやすく伝える必要があります。

これがこれから話す目次やアジェンダになります。

そして、優先度は1段下がってその理由が続きます。
正直、ここからは聞いてもらえたらラッキーくらいな感覚です(笑)

最後にここまで聞いてもらえたら、結論を伝える。

ここまでの文章をいかに短く、漏れなく、的確に伝えられるかを意識して話す必要があります。

とにかく意識するべきことは、結論から伝えることです。

すべての文章において理由から話す癖がある方はまずは結論を意識して話すようにしましょう。

常に理由は蛇足ではないか疑いながら話すようにするだけで相手に伝わる情報量はより多く、的確になっていくはずです。

就職面接のコツ③自己アピールは自分がもたらす利益を具体的に話す

最後に意識すべきことは、「自分がなぜ、どうして、どうやってこの会社に利益を与えるのか」をより具体的に伝えるようにすることです。

冒頭の会社が面接をする理由にも通じますが、わざわざ会社がコストや時間をかけて採用に面接を実施する理由は「会社の目指す未来(ビジョン)に必要な人材か判断するため」が一番の理由です。

将来、会社にとって利益をもたらす人間を採用するのが本質的な目的です。

であるならば、どんな面接でも必ず聞かれる自己アピールは「私は○○な人間であるから、御社にとって××な活躍・利益を与える人間です!」というロジックで話を組み立てるのが一番簡潔で素直な論法です。

そしてこの話に具体性や客観的な根拠を持たせるために過去の実績や活動を伝えるべきなんです。

やはりここでも重要なのは、あくまで過去の行動は目的ではなく今や未来につながる根拠であるべきなんです!

ここで自己アピールと聞いてこれまでのボランティアや部活活動、サークル、バイトなどが思い浮かんだ方は面接で苦戦するかもしれません。

それらはあくまで自己アピールの理由であって、アピールの対象ではないからです。

アピールすべきは自分がどうやって・どういうことで会社に貢献するかなはずです。

まとめ

今回は、自身の体験談や実際に社会人になってから学生と多く触れあって感じた面接で大事なことやコツなんかをかなり独断と偏見を交えてお伝えしました(笑)

ただ、就活で悩んでいる学生の話などを聞くとあまりにも過去やこれまでの自分が中心でこれからや未来の自分にフォーカスがあたっていないことが多かったのでこんな記事にしました。

少しでも面接の対策になったり、参考になったらいいなと思って記事にしました。

まぁ、そんな気負わずに「どうせ、すぐ辞めるんだからぁ」くらいに思いつめずにやっていきましょう!

就活の対策本とか読むくらいなら、新聞読んだりビジネス誌読んでる方がよっぽど有益だと気が付く社会人のおすすめ

以上、ご精読ありがとうございました。

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